江戸時代、朝鮮通信使の来日に際し、下蒲刈島が藩の接待所・玄関口として大歓迎をした記録が多く残されています。なかでも「安芸蒲刈御馳走一番」といわれたほどの歓待ぶりで、往時の記録をもとに全国から集めた食材を使っての豪華な膳を忠実に復元した展示は圧巻です。
 この資料館は明治中頃に建てられた富山県砺波地方の代表的な商家造りである「有川邸」を移築したもので、石置き屋根に豪壮な井桁組みを持つ重厚な建物です。
 このほか本陣とその付近を復元し、通信使の行列人形を配したジオラマ模型や、当時の通信使を再現した等身大の人形、さらに精密に再現された 1/ 10の朝鮮通信使船の模型や全国から集めた朝鮮通信使に関連した「土人形」「張子人形」、通信使行列図や船団図など、往時をしのぶ資料を多数展示し、興味深く見学することができます。





展示案内

「朝鮮通信使はじまりの物語」

 2026年4月8日(水)~6月22日(月)

 チラシ(おもてうら

 徳川幕府が誕生し江戸幕府が開府されると、朝鮮王朝との国交を回復させるよう対馬藩に命が下ります。そして朝鮮王朝より2つの条件がだされ、なんとかその条件を達成することにより、第1回目の朝鮮通信使が慶長12年(1607)に日本に派遣されます。
 本展では、江戸時代の朝鮮通信使のはじまりに向けての物語に着目し、所蔵品を織り交ぜながら紹介します。






「朝鮮通信使歓待図屏風」 江戸時代初期 紙本著色 2曲1隻

関連イベント

学芸員によるギャラリートーク

陶磁器館と御馳走一番館(朝鮮通信使資料館)をご案内いたします。

日  時 | 4月12日(日)、5月10日(日) 各日とも11時~(60分程度)

参 加 費  | 無料(ただし、別途入館料が必要)






   
蒲刈本陣と通信使行列の模型   三汁十五菜   朝鮮通信使船模型